RippleはStripe傘下のウォレット基盤企業Privyと組み、XRP Ledger(XRPL)にPrivyのウォレット機能を加えます。CoinDeskとThe Blockが伝えました。開発者は自前でウォレット基盤を作らずに、アプリ内でXRP、ドル連動のステーブルコインRLUSDなどを扱えます。利用者は復元フレーズなどを書き出して別のサービスへ移すこともできます。
AIエージェント(利用者に代わり作業するソフト)にも資金入りのウォレットを持たせ、有料サービスの支払いに使えます。x402(データなどの利用前に支払いを求める決済規格)にも対応します。
CoinDeskによると、t54のXRPL AI Hubでは累計1,430万件超の取引、登録加盟店169が確認されました。一方、累計支払額は約6,991 XRPと12,752 RLUSDにとどまり、少額の取引が多いとみられます。RippleXのAkinyele氏は、x402経由のエージェント決済が1,300万件超で、台帳活動の約25%を占めると述べています。Bitcoin.comは、Standard CharteredによるRLUSDの機関向けカストディ(保管)が稼働していると伝えています。
今後の注目点
Privyは、利用ルールの設定機能や手数料の肩代わり機能を追加する予定です。新規口座の有効化には最低準備金1 XRPが必要で、実際の利用のしやすさが問われます。CoinDeskは、XRP Ledger財団に具体的な利用事例などを問い合わせたと伝えています。
出典
- CoinDesk「Ripple adds Stripe-owned wallets to XRP Ledger as AI payments pass 14 million」
- The Block「Ripple, Stripe-owned Privy partner to bring embedded wallets to XRP Ledger」
- Bitcoin.com「XRPL Commons Selects 13 Startups for Payments, AI, and DeFi Push」
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