イーサリアムと言えば、皆様ご存知のCoinMarketCapやCoinGecko等の世界的に有名な、コインの時価総額順位を確認できるサイトで、長年にわたりビットコインに次いで、第2位を維持しているコインですよね。多くの方がお持ちになっている事と思いますが、そもそもイーサリアムって何? ビットコインとどう違うの?って、特に初心者の方は思われることでしょう。
簡単に違いを申し上げますと、
これだけですと分かりづらいので、よりシンプルに、テクニカルになり過ぎないように分かり易い言葉と表現でご説明しますね。
Satoshi Nakamotoが世にビットコインを発表したのが2008年です(こちらを参照)。その5年後の2013年に、伝説の天才ヴィタリック・ブテリンがイーサリアムのホワイトペーパーを発表しました。
ヴィタリック・ブテリンは、ビットコインの土台となる技術であるブロックチェーンを、より広範囲に、例えばビジネス目的に応用することはできないかと考えました。しかし、ビットコインのブロックチェーンは、安全性を優先して、送金以外の機能がほとんど使えないようにあえて設計されていたため、それをそのまま応用するには限界があったのです。
それなら、スマートコントラクト(Smart Contract)と言う、「条件を満たすと自動で処理を行うプログラム」を動かせる、新しいブロックチェーンを作ってはどうだろうと考え、実行したところ成功したのです。そして2015年、イーサリアムのネットワークが稼働を開始しました。
ちなみに、スマートコントラクトと言う考え方自体は、1994年に暗号学者のニック・サボが提唱したものです。そのスマートコントラクトを書くための代表的なプログラミング言語が、ソリディティ(Solidity)です。
?????と思われる方もおられるかと思うので、ここで分かり易くご説明します。
例えば自動販売機を思い浮かべてください。
この1~5の流れを見ると、もし(if)~したら、結果(and/then)~になる。例えば150円のスポドリですが、200円を入れたら、お釣りが出るわけですが、その場合は、もし(if)200円を投入し、その場合(then)150円ではないので50円のお釣りを出し、そして(and)アイテムを落とす。と言ったように、基本的にはifとthenの繰り返しと言うプログラミング独特の運びで処理をすると言う事です。
実はこの自動販売機のたとえは、提唱者のニック・サボ自身が、スマートコントラクトの原型として挙げていた例なのです。
これがイーサリアムと言うネット空間で、Solidityによりスマートコントラクトを書いて、プロジェクトを実行すると言う意味です。
その作業が実行される時には、例えば車を動かす時に必要となる燃料と同様に、こちらも燃料が必要になります。その燃料となるのが、一般的にEtherと言われるもので、略してETHと呼び、それがCoinMarketCapに表示されるETHの意味と言う事です。
それでは、イーサリアムと言うネット空間にある、あなたのプロジェクトとETHの関係を、もう少し分かり易く解説しますね。
まず、ゲームセンター(ゲーム・アーケード)をイメージしてください。ゲームセンター内に入ると、様々な楽しいゲームが並んでいますよね。まずあなたは、ゲームセンター内にあるゲームを使用するためのコイン(トークン)を購入しますよね。そしてお好きなゲーム台に行き、そのコインを投入するとゲームをプレイすることが出来ると言う事です。
これをイーサリアムに置き換えると、ゲーム台はプロジェクトです。そして、ゲームを作動させると言う事は、イーサリアムと言うブロックチェーンシステムの中で支払い作業を行うことと同じなのです。
ゲームを作動させる為には、現金で先払いしたトークンを使用します。イーサリアムのケースでも同じで、支払い作業を行う時には、要するに、AさんからBさんにコインを送信する場合には、その送信作業をするための燃料が必要になると言う事ですよね。その燃料として使われるのが、ETHなのです。
ちなみに、イーサリアム上ではETH以外にも様々なトークンが発行されていますが、それらを送る場合でも、燃料(手数料)はETHで支払います。
いかがですか。これが基本中の基本なのですが、この仕組みを利用して、既存の様々なシーンやケースで、物事をより効率的に、安全に、スピーディに行う事を可能とするのが、このイーサリアムと言う事です。
これが、天才ヴィタリック・ブテリンが生み出した、イーサリアムと言う仕組みです。