CoinDeskによると、Standard Charteredは、UAEのプロ投資家に分類される富裕層向けに、既存の銀行口座からビットコインとイーサを売買できるサービスを始めました。同行は、UAEの国際銀行として初のサービスで、富裕層向けの暗号資産の直接取引としては世界でも初めてだと説明しています。
カストディ(保管)と決済は、同行内で完結する方式です。顧客は別のウォレットや外部の取引所を使う必要がありません。サービスは、同行のSC Venturesが支援するZodia Marketsを通じて運営されます。ドバイの仮想資産規制当局VARAのライセンス承認を得たとしています。
同行は2025年7月に英国法人を通じて機関投資家向けの現物取引を始め、9月3日にUAEへ拡大しています。暗号資産ETFや仕組商品、店頭デリバティブも提供済みです。
UAEでは、Bitcoin Magazineによると、Krakenの親会社PaywardもVARAの正式な承認を取得し、UAEでの提供を計画しています。銀行と取引所の双方が、同地域で規制に沿った提供を進めている形です。
今後の注目点
Standard Charteredは、ほかの市場にも同サービスを広げる計画ですが、時期は示していません。対象がプロ投資家以外へ広がるか、どの市場が次になるかが注目されます。Paywardは、デリバティブや新しい利回り商品を2026年後半から2027年にかけて、規制当局の承認を前提に導入するとしています。
出典
- CoinDesk「Standard Chartered unlocks direct bitcoin and ether trading for affluent UAE clients」
- Bitcoin Magazine「Kraken Parent Payward Wins Full Dubai License, Plans UAE Launch」
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