欧州銀行監督機構(EBA)は14日、サークル社のステーブルコインUSDCを、MiCA(暗号資産市場規則)上の「重要なEマネートークン」に分類しました。CoinTelegraphによると、この分類を受けた銘柄は他に45件です。USDCはEBAとフランスの監督当局ACPRが共同で監督します。時価総額は730億ドルで、テザーのUSDTの1,840億ドルに次ぐ2位です。
背景には、EU域内の発行体からドル連動型ステーブルコインへの需要があります。AllUnityのCEOは、欧州企業が国境を越えて決済するにはユーロ建てだけでは足りないと述べました。一方、欧州中央銀行(ECB)はデジタルユーロの導入を検討しており、CoinTelegraphは、法制化と試験運用の後、2029年の発行がありうるとしています。
The Blockは、スタンダードチャータードの調査責任者が、ステーブルコイン供給が約3,090億ドルで横ばいだと述べたと伝えています。2兆ドル到達の時期は2030年に後ろ倒しされました。同氏は、各国が米GENIUS法に近い規則を採用するかが重要だとしています。同法の施行は2027年1月の予定です。
今後の注目点
USDCがEUで共同監督を受ける際の運用面の影響が注目されます。デジタルユーロの法制化と試験運用の進み方、GENIUS法の施行で銀行系ステーブルコインとの競争がどう変わるかも焦点です。
出典
- CoinTelegraph「EU authority classifies Circle’s USDC as ‘significant’ under MiCA」
- The Block「Standard Chartered pushes $2 trillion stablecoin market forecast to 2030 as supply growth stalls」
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