スタンダードチャータードは14日、UAEの富裕層顧客が銀行口座からビットコインとイーサを直接売買できるサービスを発表しました。Bitcoin.comによると、取引所の口座や別のウォレットは不要です。同行は、国際的な銀行としてUAEで初の暗号資産取引サービスだと説明しています。Decryptは、対象が当面「プロフェッショナル投資家」に分類される顧客だと伝えています。サービスはドバイの仮想資産規制庁(VARA)の承認を受けています。
取引は同行の仕組みの中で行われ、保管と決済も同行が担います。同行はこれを「クローズドループ」方式と呼び、第三者のウォレットに伴うリスクを減らせるとしています。Decryptによると、同行のSC Venturesが出資する暗号資産取引会社Zodia Marketsと協力しています。これまで富裕層は、暗号資産ETFや仕組商品、店頭デリバティブといった間接的な手段が中心でした。今回は、銀行が保管するコインを直接保有できる点が異なります。
Bitcoin Magazineによると、同行は先月、UAEで機関投資家向けのビットコイン取引を始めています。今月初めにはシンガポールでの機関投資家向け保管サービスの計画も明らかにしました。
今後の注目点
現時点の対象はビットコインとイーサのみで、Bitcoin.comは追加銘柄への言及がないと伝えています。対象顧客の範囲や、ほかの拠点への展開が発表されるかが注目されます。
出典
- Bitcoin.com「Standard Chartered Brings Bitcoin Trading and Custody to Affluent UAE Clients」
- Decrypt「Standard Chartered Opens Bitcoin and Ethereum Trading to Wealthy UAE Clients」
- Bitcoin Magazine「Standard Chartered Debuts Bitcoin Trading For Wealthy UAE Clients」
本記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産・金融商品の売買をお勧めするものではありません。投資の判断は、一次情報や公式の発表をご確認のうえ、ご自身の責任のもとで行ってください。当サイトは一部にAI(人工知能)を使用しています。