ビットコインは10月15日(木曜)、一時8万ドルを割り込みました。Bitcoin Magazineによると、下値は7万9,805ドルで、その後は8万1,028ドル前後に戻しました。
要因は米国の物価統計です。同誌によると、労働省統計局が発表した9月の卸売物価(PPI)は、4年超で最も速い伸びとなりました。前日の9月CPIも予想を上回っています。CoinPostによると、CPIは前年同月比3.7%で、予想の3.6%を上回りました。CoinDeskは、CME FedWatchで10月の利上げ確率がCPI後に約22%から47%へ上がり、その後約26%へ戻ったと伝えています。CoinDeskはまた、10年債利回りが5.36%から5.08%へ低下したと報じています。
Glassnodeは、米現物ETFの平均取得価格(約8万1,500ドル)と大口の買い注文が重なる8万〜8万1,500ドルを重要な価格帯としています。一方で、10月7日以降は約7億6,000万ドルの純流出に転じたとしています。
背景
FRB(米連邦準備制度理事会)は、物価を抑えるために政策金利を調整します。物価が高止まりすると、金利が高い状態が長引くとの見方が強まり、リスク資産が売られやすくなります。
今後の注目点
FRBは10月28日に会合を開きます。11月3日には米中間選挙もあります。物価統計の後も利上げ観測が続くか、ETFの資金流出が続くかが焦点です。
出典
- Bitcoin Magazine「Bitcoin Briefly Slides Below $80,000 On More Hot Inflation Data」
- CoinDesk「Altcoins lead crypto declines as Asian stocks drop; bitcoin little changed since midnight」
- CoinPost「ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析」
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