C2FOのInstant Payはテスト中で、限定的な開始は年内の見込み(C2FO広報の説明)。BNYのRLUSD発行・償還や、XRP Ledger上のトークン化資産への対応拡大は計画段階です(The Blockが伝えています)。
Ripple社とRobinhoodが10月27日、ステーブルコインRLUSDをRobinhoodの個人向け・機関投資家向け事業へ広げる提携拡大を発表しました(Cointelegraphなどが伝えています)。RLUSDはすでにRobinhood ChainとBitstamp by Robinhoodで使えます。Robinhoodアプリでの提供は、年内に予定されています。
従来の銀行送金では、承認された請求書でも着金まで数日かかることがありました。C2FOとの取り組みは、この待ち時間をブロックチェーン上の決済で数秒に縮めることを目指すものです。
- Robinhood:機関投資家向けの決済にXRP Ledger上のRLUSDを使い、自社の資金管理にRipple Treasuryを採用する予定です
- BNY:Digital Asset Custody(デジタル資産の保管サービス)でXRPとRLUSDの保管に対応しました。顧客がBNY経由でRLUSDを発行・償還できる仕組みも計画しています
- C2FO:承認済みの請求書をもとに、納入業者が数秒で資金を受け取れるサービス「Instant Pay」を、XRP Ledger上でRLUSDを使って提供する計画です
RLUSDの時価総額は、DeFiLlamaのデータで約25億7,000万ドル(約3,860億円)です。Robinhoodの資金を入金している顧客数は、8月時点で2,860万でした。
ただし、C2FOのサービスは現在テスト中です。限定的な開始と最初のRLUSD取引は、年内が見込まれています。BNYとの取り組みも、提供時期は示されていません。Ripple社は前日の10月26日に、米通貨監督庁(OCC)から国法信託銀行の設立について最終承認を受けています。この銀行はRLUSDの準備金の管理とデジタル資産の保管を担い、発行は引き続きニューヨーク州の規制を受ける子会社が行います。
今後の注目点
銀行や大手フィンテックが、送金や決済の実務にどこまでRLUSDとXRP Ledgerを組み込むかが注目されます。まずはC2FOの年内の初取引が目安です。
出典
- CoinTelegraph「Ripple, Robinhood expand partnership to bring RLUSD to retail and institutional markets」
- The Block「Ripple, BNY explore using the XRP Ledger to finance approved invoices」
- CoinDesk「Robinhood taps Ripple’s $2.5 billion RLUSD stablecoin despite backing rival USDG」
- Bitcoin.com「Ripple and C2FO Tap XRP Ledger to Turn Payment Delays Into Seconds」
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